GENERALIST INTERVIEW

自らの意志でキャリアを開拓。
店舗勤務を経て、
バイヤーから商品開発へ。

営業企画部2011年入社 / 山下
商品開発の
主な仕事

商品部のバイヤーとして全店に並ぶ化粧品の仕入に携わり、現在は化粧品を軸とするプライベートブランド(PB)商品開発に取り組んでいます。化粧品販売にも力を入れるトモズにとって、会社の「顔」となる新商品の開発は店舗の売上を左右する大きな責任とやりがいを共に感じられる魅力的な仕事です。

INTERVIEW
店長未経験から手を挙げ、
登録販売者からバイヤーに抜擢。

入社から約4年間、店舗の登録販売者として勤務し主に化粧品コーナーを担当していた私にとって、入社5年目に大きな転機が訪れました。会社が人材配置の方針を大きく転換し、ステップアップを希望する社員をバイヤーとして登用することになったのです。当時は店長やブロック長といったマネジメント職を経験した社員が商品部のバイヤーとして登用されるのが通例でした。店長経験もない私が担えるポジションなのか不安もありましたが、憧れでもあったバイヤーにチャレンジできるチャンスを逃したくないと手を挙げ、登用が決まりました。

バイヤーとしての担当も化粧品で、なかでもマスカラやアイメイクなどの“色モノ”の仕入れを主に担当していました。各地に200店舗以上を展開するトモズ全店に並ぶ商品の仕入れとなりますから、動く金額はときに億単位。念願のバイヤーとなったものの、責任がズシリと重くのしかかります。お客様のニーズは何か、そしてどんな商品を仕入れるべきか、どんな風に店舗展開すべきか。結果を出せるよう、日々試行錯誤を繰り返していました。

お客様のニーズや店舗の特徴を知り、
「売れる」商品の仕入れにつながる。
「売れる」商品を仕入れるために、
現場で“気づき”を得る日々。

当初は仕入れたい商品を提案しても、選ぶ目線の未熟さに豊富な経験を持つ地区長、ブロック長からは厳しい指摘をいただいていました。そこで、「トモズやお客様の特徴を肌で感じなければ何も始まらない」と、空いている時間を見つけては1軒ずつ店舗をまわり、店舗ごとの品ぞろえや店づくりの方向性、来店されるお客様の層などを細かく調査。現場で得た“気づき”は商品選定にも活き、提案への信頼も徐々に向上。アイデアが受け入れられる場面も増え、バイヤーとしての手応えを感じはじめました。

特に手応えを感じた商品は、眉毛の色を数日間キープする「眉ティント」です。提案時には「本当に売れるの?」という声もありましたが、「韓国コスメで人気が高く、若い世代に注目されている商品ですし、必ず受け入れられます!新しい客層も開拓できるのではないでしょうか」と説得して仕入れ、店頭に並べたところ多くのお客様に購入いただきました。ほかにも、人気キャラクターとコラボした「リップエッセンス」を発売した際には、取引先に企画を提案し自分のアイデアを新商品として形にするという貴重な経験ができ、嬉しかったです。

トモズの個性を際立たせる商品を開発したい。

2021年4月に商品部門は商品部から営業企画部に異動となりました。トモズでは10年ほど前から自社オリジナルブランド『APS』を立ち上げ、シャンプーやハンドクリームなどを製造・販売しています。現在は『APS』ブランドを強化すべく、オリジナルコスメの開発プロジェクトを進めているところです。化粧品の使用感や香りはわずかな処方の差でガラリと異なり、求める形に仕上げるのは大変根気のいる作業です。少なくとも1年半から2年の間は、このプロジェクトに打ち込むことになりそうです。

コロナ禍の今、お客様の買場の変化は私たちドラッグストア業界もお客様が求める商品ニーズの変化を実感しています。どんな商品がお客様の心に響くのか。多様化する価値観のなかで、探し当てることはとても難しい時代です。だからこそ、今まで以上にお客様の声に耳を傾け、時代に求められる良質な商品を開発したいと思っています。昨今、ドラッグストア業界は飽和状態です。どのドラッグストアも共通した商品構成になる“同質化”が始まっているなかで、お客様に求められる独自性の高い商品を開発することが開発部門の使命です。PB商品の開発を起点に、多くの方々に「これぞトモズ」と思っていただけるよう、ブランドを育てていきたいと思っています。

DAY
OFF
情報収集×スキルアップで充実の時間。

休みの日にも、ついつい仕事のことを考えていますね。それも、バイヤーや商品開発の仕事にやりがいを感じている証でしょうか。自宅では流行やトレンドを探ろうとSNSで生の声を見ていたり、経済や経営の書籍を読み漁ったりもしています。

GOOD SYSTEM
あってよかった!使ってよかった!制度
社内公募制度

トモズには「社内公募制度」があり、希望する職種にチャレンジできます。キャリアアップへのモチベーションも高まります。社員の「挑戦したい」という思いを応援してくれる社風です。

SCHEDULE
商品開発の1日 スケジュール スケジュール